【考察 yield】私的な解釈です
娘は報われない恋をしていました。
男と女がいました。
まるで絵に描いたように、二人は幸せでした。
娘は男に恋をしました。
---不毛な行為と君は笑うかしら…
娘は一人、心の中だけで彼につぶやきます。
口にだしてしまえば、彼との関係は終わってしまう。
それが分かっていたから娘は一人、心の中だけで
声にならない声で、毎日彼に語りかけます。
彼と一緒にいれる時間はごくわずかでした。
決して、人に知られてはいけない関係でした。
娘は、それでも彼に尽くしました。
夜の月のようにひっそりと遠慮がちに。
言葉にできない気持ちが伝わるように。
願いをこめて、たとえそれが彼にとっての遊びでもかまわない。
自分の想いがつうじますように。
� ��日様の下、にぎわう町の真ん中で
男と女が手をつなぎ歩いているのを、遠くから見かけます。
一緒に楽しそうに、買い物している姿を。
目で追いかけます。
---それなら君は幸せなんだろね…
娘は一人、語りかけます。
届かない声で、彼を見守りながら。
そして、その現実を認めたくないようにせっせと
がむしゃらに、娘はただ、たんたんと畑仕事をします。
まぶたの裏には楽しそうな男と女の姿が映ります。
娘の想像の中、幸せそうによりそう二つの影があります。
それを振り払うように、娘は草を刈っていきます。
---やっぱり君は幸せなんだろね…
娘は自分自身にも語りかけます。
どうして、あのとき…私は拒まなかったんだろうか。
どうして、あのお日様の下、彼と一� �にいられないんだろうか。
どうして、どうして、どうして。
娘はある日気がつきました。
自分の中には彼の子供があると。
不毛に思えた、あの行為もを自分は永遠にできるのだと。
気がつきます。
娘の異変に、父親と母親が気がつきました。
訳は言えないの、でも体によくないから。
部屋から一歩も出てこない娘。
---それでも、私は幸せになりたいんです…
春が来て、夏が来て、秋が来れば…
私の子供が生まれる。
そうすれば、彼はきっと一緒になってくれる。
あのお日様の下、みんなで手をつなぎ。
もうすぐ、春が来て、夏が来て、秋が来れば…
薄暗い部屋、窓辺の椅子に腰掛け、
おなかをさすりながら
娘は夢を見ます。
彼との子供、将来(未来)に語りかけます。
求めてはいけなかった、彼からの言葉。
そして、彼に言えなかった言葉。
娘はおなかに、自分の夢に語りかけます。
自分の殻にこもり、窓から外を見下ろして。
子宮に未来を身ごもって。
それは甘い甘い夢でした。
男が結婚するといううわさを聞いたのは
暑い暑い夏の日でした。
おなかが痛くなります。
しくしくと痛みます。
目の前が真っ暗になりました。
手で奇妙な執着
娘は彼に問い詰めます。
お腹の子供はどうするの?
彼は不思議そうに首をかしげます。
君のお腹は大きくなっていないじゃないか。
娘は現実に帰還します。
甘い夢に浸かって、訪れない未来を孕んでいたことに
気がつきます。
そして、姦通していた過去が変えられないものであることも
思い出します。それが罪になることを、思い出します。
罪には罰が、あたえられます。
娘の孕んでいた夢は破水します。
---もぎ獲れないのなら 刈り取れば良いと…
翌日、首のない男の死体が発見されました。
---彼らが消え去った後 荒野に一人取り残されるのは誰…
女は悲しみに明け暮れていました。
男は女に心変わりを伝えました。
自分は君とは一緒にはなれない。
他に好きな人ができたんだ。
ありきたりな、それでも冷たい言葉でした。
そのことに嘘がないのを
男にはもう自分に気持ちがないことを、女は痛感しました。
そして、首のない男の死体が発見されました。
男の首は見つかりませんでした。
その騒ぎの中、村の外れに住んでいた娘が一人いなくなっていました。
---一番不幸なのはだれ?
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娘は想像妊娠だったのかと。。。
数式はストレートに3-1で男が首刈りされます。
1で仮面の男がやってきて、娘を連れ去って-2です。
みなさんの考察に触発されて書きました。
いろいろな考えがあって、ますます悩んでしまいます;
一応まとまった考えをこの場を借りて書かせてもらいます!
3-1+1-2=1 に関して、最初の3はもちろん
(主人公、主人公が惹かれてる男性、男性の恋人or奥さん)であると思います。
ここからは私的な解釈です。楽園ジャケットと奈落ジャケットを見比べると
どう見ても2人とも首が飛んでるようにしか私には見えません!それにして
は首が1つしか転がっていないように見えることを考え、ここでの数式が示
すマイナス符号は死を意味するものではなく、この曲の舞台から降りたこと
を意味してるのではないでしょうか?
-1の時点で主人公が他の2人の首を刈る好きな男性の首だけ主人公が持って
村から去り荒野へ向かう。
これで女性が舞台から消え-1が成立するが、男性は死んでさえいるが主人公
が首を抱えているので舞台から降りてはいない。
+1はやはり仮面の男� �考えはまとまっています。
-2もやはり主人公と仮面の男だと考えています。
そして荒野に残されたのは男性・・・首だけ・・・(゚Д゚;)
自分で書いておいてなんですが、想像するとゾッとするのでこの辺で退散します。
3=不安定な数字
男、女、ルド子を表しています(既知とは思いますが)。
3−1=模範的な数式
おっと私はブリトニー·スピアーズに再びトンでした
三角関係の模範的な解決方法はだれか一人が消えればいいのです。
ここで補足。誰が消えようが解決する、と世界(一般世論、大衆の目etc)は考えています。
『問題となるのは個の性質』ではないのです。『唯...記号としての数量』ですから。
確かに、男が居なくなれば二人は争わない。女が消えればルド子は人目を気にせず男を愛せる。ルド子が消えれば二人はそのままハッピーエンド
世界は誰がどうなろうといいのです。常識的にはルド子が消えるべきですが、誰が幸せになろうがどうでもいいのは真実です。だって他人なんですから。
戻ります。ここで消えたのは男ではないので� �ょうか?皆さんはルド子が男を殺した(もぎ取れないのなら...のあたりで)と思っているのでしょうが、普通はオカシイですよね?
だって、愛するひとを何故殺すんですか?確かににゃももさんの言うとおり正気の沙汰ではなければそのような狂行は起こさないでしょう。
サンホラ的に考えてもオカシクないように見えますよね。こんな狂ったことしようがオカシクみえませんよね。でもルド子の場合は少し『狂い』が足りないように思えます。
なのでルド子は今のところなんもしてません。でも消えたのは男です。死因はわかりませんが・・・
はい!伏線!
このときルド子は身篭ってます。
3−1+1=男は死んだが新たな数字が現れた。
新たな数字はルド子と男の子供です。 身篭っていた子供を産みました。
そして、何らかの理由で女に気付かれます。
3−1+1−2=男の忘れ形見の発覚で二人の女は争い、そして二人とも散る。
女は首が刈られたんでしょうね。これが『もぎとれないのなら...』のあたりで死んだ人間です。
まとめ
仮面の男は数式に含まれてないと思います。彼が現れたの確実です、でも彼は数式に含まれないと思います。
彼はこの世界(イールドの世界)の記号では無いと思います。この辺ははしょりますが、仮面の男は死んでいて、様々な世界に飛ぶ異例の存在だからです。
だから彼は数字にはなってないのです。
最後に残されたのはルド子の子供です。親達の三角関係に巻き込まれて最後は身寄りがなくなるなんて・・・� �不幸』以外になんと形容できますか?
ジャケ絵との矛盾
Revoさんはどんなときも「解釈は個人の自由」ということを貫いているお方です。
エリュシオンライブなんかまさにそうです。あれが公式解釈に思われることがありますが、あれはライブ監督の解釈です。
ということはジャケ絵の絵師さんにも本当のことは伝えてないのかも・・・・
だから表紙のジャケ絵は絵師さんの解釈にも思えてきます。
ごちゃごちゃで、稚拙な文章ですが、どうか皆さんのお役に立てば・・・・
どのような曲は、私はあなたのお母さん、今夜が満たされているかどうかで遊んでいました?
私の解釈を書こうと思います
「問題となるのは個の性質ではなく 唯…記号としての数量」
という歌詞(セリフ?)から、考えると
どんな出来の悪い形で生まれてきても、1は1
どんな優れた人でも、1は1
というのを考えてみた結果こうなりました
3・・・ 1・ルド子
2・ルド子の子供の父親
3・2の浮気相手w
−1・・・ 2殺害
最初に話した「問題となるのは・・・」で、
ルド子は2を殺し、その首を自分のものにします
それで、3は怖がってその首には近づきません
これでルド子は2を自分のものにしました
+1・・・仮面の男ですね これはほとんどの解釈ではこうです
−2・・・ルド子と仮面の男です
パレードに誘ったんでしょうね(オイ
結論 荒野に取り残されたのは、3の女のひとだと思います
これは、個人的な解釈なので;
私は−1は男で良いと思っています!
死因は(笛吹きパレードと〜を参考に)ルド子が男性の恋人の首を刈りとろうとして、
あやまって好きな男性の首を刈ってしまったのでは?
+1はルド子の子供だと思います。
−2はルド子の子供と男性の恋人…ではないかと…。
ルド子の子供は生まれなかったのでは?と私は思います
そして、男性の恋人は首を刈りとらえてしまう
そして残された1(ルド子)は最後に現れた仮面の男に連れて行かれる。
…なんか色々おかしい感じがしてすみませ…!
種をまくというのは、自己顕示を暗喩しているのではないでしょうか?
相応しい時に出会えないというのは先にルド子が男と出会えればというお話
3は
ルド子、男、女であっていると思います。
−1
これは男かと
問題となるのは個の性質ではなく 唯…記号としての数量
これってつまり、個の性質=男という「人物の心」のようなものであり、
記号としての数量=男という「肉体」なのでは??
もぎ取れないなら刈り取ればいい
もぎ取るというのは女から奪う、もちろん人物の心的な意味合いで。。。
そして刈り取るというのは女から奪う、肉体的な意味合いで。。。
文字通り、彼を自分の物にしたのです
+1は仮面の男だと思います
歌� �の流れで、「最後に現れたのは仮面の男」といっていますし、素直に足しても良いかと。
−2で男とルド子が去っていった。。。
妊娠説もありますが、
二人の女、一人の男
と言っているので性別の不明な子供の存在は難しいかと。
彼らが去った後、荒野に一人取り残されるのは誰
ここで最後の1−2があらわせれていると思うのですが、
子供、ましてや生まれなかったとすれば「彼らが去った後」という言葉は使わないと思うのです。
因みに私も3の方と同様に、yokoyan氏にも本当のことを伝えていないのだと思います。。。
稚拙な文章、失礼しました。。。
ルド子が父を好きになって、でも母と父の子だからかなわない恋。それで、かなわないなら・・・
と、どっちかわかりませんが、親のどちらかを殺したので3-1。
仮面の男が来たことにより3-1+1。
その後、仮面の男にルド子が連れて行かれて3-1+1-2。じゃないでしょうか?
『3-1+1-2』が上記だとすると、『荒野に一人残されたのは』残された両親のどちらかですか?
個人的に『残されたのは』その歌(Yield)を聞いている『私達』だと思っているのですが…
「種をまく」が「妊娠」の伏線という考え方もありうるのでは。
>>7
父親に恋をしたとした場合「相応しい季節(時)に出会えないの?」の部分が少し不自然に感じる。
この場合、相応しい「時」というよりは「場所」とか「関係」みたいな歌詞になるのではないでしょうか。
私は父親に恋をしてるからこそ「時」だと思いました。
両親がくっついていなければ娘は生まれず、娘が両親がくっつく前に出逢う事は不可能という意味なのだと思います。
>>7
私も3人家族説に賛成です。
「それでも私は幸せになりたいのです」
と呼びかける相手からして、罪悪感を感じながらも自分の幸せを望んでる姿が想像できると思うので……
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